現役の京大生のときに芥川賞取った作品。
テレビで彼のインタビューを見て、最新刊が読みたかったんだけど借りられなかったので、デビュー作のこの作品をとりあえず読んでみるかと借りた。
で、読み終わったんだけど、なんだかなー、もー。
三島由紀夫の再来とか言われたらしいけど、ちがうんじゃないの?
三島由紀夫ってむかーし昔よく読んだけど、もっと面白かったもん。
とにかく、まず文章が難解。
分かりにくいったらありゃしない。
物語の舞台が十五世紀末のフランスってこともあるんだろうけど、文体に慣れないと物語に入っていけない。
たとえばこんな感じ
『ピエェルはその「結婚」に就いて語る際に、本質が熔け合うと云った、奇異なる詞(ことば)を用いた。しかも熔け合って成る所の新しい本質は、仍(なお)以前の本質を何等(なんら)損なうことなく矛盾した儘(まま)両(ふた)つながらに保ち得ると云うのである。』
・・・難しいんですけど。
DTPの人は苦労しただろうな、ってくらいのルビの嵐。
「悉(ことごと)く」って、何だよ。
でも長い話じゃなかったのでとりあえず読んだ。
最後はちょっと勢いづいたのでダーッと読んだ。
話としては・・・最後にちらっと盛り上がったけど、・・・で?・・・あれ?って感じ。
はぁ、疲れた。
芥川賞受賞作品って「面白ーい!」ってのが少ないと思うのは、私のレベルが低いから?
読みたいと思っていた最新刊はもう読まなくてもいいや。
こんどはもっと簡単で楽しい話を読もうっと。
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